はちみつ茶房
ミエルと申します。イラスト描き。ただいまの目標はフランスでの絵本の出版。一児あり。
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オルリー空港
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管制塔と南ターミナル

 仕事でオルリー空港に行ってきた。オルリー空港は1974年にシャルル・ド・ゴール空港が開港するまでパリ唯一の空の玄関口だった。 古いフランス映画に出てくるパリの空港はこのオルリー。

 今は近距離便の発着がほとんどで、 日本でいうと羽田空港のような存在か。2000年前後までは英国航空、ルフトハンザなども発着してたので、日本からでも経由便で来るとたまにこの空港に着くことがあった。私も子供がまだ乳児だった頃はルフトハンザをよく利用してたのだが、 空港へはタクシーで行き来してたのであえて家から近いオルリー発着の便を選んでいた。しかし現在はそれらの航空会社もすべてシャルル・ド・ゴールの方に発着するので、オルリーに行く機会はどんどん少なくなっていった。

 なぜかいつもオルリーに向かうと、何となくうきうきしてくる。たまにしか行かないのでうれしいとか、空港に向かうとき通るところがパリ北東部にあるシャルル・ド・ゴール空港よりも雰囲気的にもいいとか、というのもあるけど、やはりそのオルリー空港そのものが好きだからだろうな。空の旅が今ほど一般的でなく、まだ夢とロマンにあふれるものであった、そんな頃の名残りが感じられる。

 一昔前まで旅行であれ仕事であれ、飛行機に乗ってどこかへ行くのなんてちょっとした行事。私が初めて国際空港に行ったのも60年代末(年がばれるね。でもかなり小さい頃)、父の知り合いがアメリカに仕事で行くのを見送るためだ。わざわざ名古屋から羽田国際空港に、2,3家族ぞろぞろ行ったのだよ。昔の空港の写真なんか見ると、旅行客は一家揃ってよそ行きの服と帽子でめかし込んでいる。空港は本当にハレの場所だったのだ。

 シャルル・ド・ゴール空港なんてあれだけ大きいのに見晴らしのいいカフェなんてありゃしない。飛行機?ふん、そんなもの今さら珍しくもないだろ、っていう成り立ちで味気ない。ゲート近くの待合室からは空港を眺められるけど、見送りに来た人とかのための展望カフェやレストランはない。

 しかし、オルリーにはあるのだ。南ターミナルの上の方の階には展望レストランがあったし(行ったのは何年も前なので今でもあるか知らないけど)、西ターミナルのカフェも外がよく見えるようになっている。カフェだけでなく通路にも外側に向けられた椅子が設けられており、外を眺めながら休憩できるようになっている。

 あとはなんといっても建物の感じが懐かしくて好きだ。管制塔もシャルル・ド・ゴールのそれよりずっと低いけどなんだか可愛い。 あとは西ターミナルにある地球儀のオブジェのようなものが目を引く。Astrolabeというらしい。

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西ターミナル出発階 中央がAstrolabe

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Astrolabeのアップ

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【2010/10/30 05:06】 | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(4) |
オーヴェル・シュル・オワーズ再訪
champsdeble.jpg

 日本に来ています。ちょっと前まで暑かったみたいだが、私がこちらに来てからは雨は多いがクーラーなくても平気なくらい涼しい。
 出発前はこれでもかと言うくらいいろんなものが束になって、私の予定を遮ったので(妄想気味)、ブログを更新する時間もなく、まずは出発前の6月にさかのぼります。

 再びオーヴェル・シュル・オワーズに行って来た。一昨年初めて行ってきて、その時の記事にも書いたけど、私は特にゴッホが好きというわけではないが、帰ってきた後ゴッホの墓へと続く道の両側に広がる麦畑がフラッシュバックして、もう一度行く、と決めたのだった。

 去年行きそびれてしまったので、今年こそ!と思っていたがいつでもいいというわけではない。まずは麦が色づく麦秋、6月であること。一昨年がそうであったようによく晴れたじりじりと暑い日、そして人があまりいない、というのが望ましい。あの日はゴッホの家などには大勢人がいたが、麦畑の道は不思議なくらい、他に人が歩いていなかった。

 しかしこの6月は忙しかった。普段仕事は午後からということが多いんだが、6月過ぎてからは連日朝早くから仕事。たまに朝仕事がないと肌寒く曇った日だったり。今年もいけないかなあ、と思ってると6月下旬から急に暑くなり晴れの日が続いた。そして、やっと夕方までフリーという日ができた。サンドウィッチ持って夏休みに入っていた子供と行ってきました。

 予報どおりよく晴れていて気持ちのいい日だった。もう少し暑い方がよかったが。私は暑いのは苦手だが、最初に強烈な印象受けたのが暑い日だったのでこれが必要条件となってしまったのだ。そして、この日は月曜日で美術館などの閉館日に当たっていたので人気も少なかった。もしかして刈り入れ済んだ後かもと懸念していたが、ゴッホの墓方面に向かう時、前方に金色の麦畑が見えてきた。ああ、よかった、と思う間もなく最初に見えた左側にはきれいに色づいた麦畑が広がっていたが、右手は刈り入れが済んだ後で黒々とした土が広がっていた。ああ、ちょっと遅かったのね・・。

 懲りずにまた来年行くぞー。刈り入れ前に行くとなると6月半ばだな。ちなみにオーヴェル・シュル・オワーズはいろいろな行き方があるけど、北駅から行く方が簡単です。RER使ってCergy回りで行くのは途中バスで移動とか面倒なのでお勧めしません。
【2010/07/09 23:21】 | 旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) |
小旅行2:オーヴェル・シュル・オワーズ

 翌日はオーヴェル・シュル・オワーズ。ゴッホゆかりの地です。こちらは列車を乗り継いで行かねばならず(期間限定で一本のみ直行列車があるらしいが)、距離の割には行きづらいところだ。ゴッホが暮らしていなければ普通のきれいな村にすぎなかっただろうが、今やガイドブックにも必ず紹介されているくらい人気で、訪れる人があとを絶たない。この日も何人かの日本人とすれ違った。

a-eglise.jpg
右上に見えるのはゴッホが描いた教会

a_fenetre.jpg
上の写真と同じ建物です
窓フェチって結構多いけど私もそうかも

a_mur.jpg
どうということはないけど、こういう一角がわりと好きなので


 私はゴッホの絵は特に好きというわけでもないし、この村にもそれほど興味があったわけでもないのでそれほど期待せずに行ったのだが、結構やられた。
 何がどうやられたのかは今のところうまく説明できないが、ゴッホの下宿していた暗く小さなみすぼらしい部屋、村の平和な明るさ、お墓までの麦畑に囲まれた道、それらに妙なインパクトがあり、何というかいろいろな感情の入り交じった不思議な気持ちになってしまった。切ない、と言ってしまえばそれまでだが。それもその場では大して感じず、帰ってきてからジワジワときた。村にいる間はただ単に、なかなかきれいなところだねという感じで歩いてたのだが。

 特に麦畑の道だ。あのときは日差しが強くかなり暑かったのでもうお墓は見なくてもいいから途中で引き返そうかな、なんて思いつつまあここまで来たんだから、せっかくだから、といったノリで見てきた程度で写真も撮ってないが、あとになってあの麦畑がフラッシュバックのように蘇る。うむむ、なんだろう。そのうちもう一度行ってみるか、というか行かずにはいられないかも。
【2008/07/01 06:46】 | 旅行 | コメント(0) |
小旅行1:プロヴァン
 母が来ていたので先週小旅行に行ってきた。
いつも日本から家族が来ると泊まりがけで地方に行くのだが、今回は夏休みも近いしこれ以上仕事を休むわけにはいかないのでパリ近郊のみ。母も何度かこちらに来てるので、今回行ったところは消去法で決めたという感じ。
 まずは中世に栄え、ユネスコの世界遺産のもなっている街プロヴァン(プロヴァンスと混同されそうな名前ですね)。


paysage.jpg
プロヴァンの古い町並み 前方中央右側にセザール塔が見える

 プロヴァンはパリから直行列車が何本も出ていて所用時間1時間20分ほど、駅から中世の町並みまで徒歩ですぐ、こぢんまりとした街で歩きやすく日帰り旅行には最適、おまけに日本人の好きな世界遺産だというのに、今ひとつメジャーではない。私も知ったのはそんなに前のことではない。中世コスプレのイメージがあるせいか思い切りツーリスティックな所を想像していて前日まで他にしようか迷ってた。
行ってみると観光地にありがちなお土産屋さんやらギャラリーなどはほとんどなく(なさすぎて寂しいくらい)、中世の街に普通に人々が暮らしているという感じだ。市街地から坂を上がってちょっと高台になった部分が"cite medievale"( 中世都市) なのであるが、ブティックやその他の店舗の並ぶ市街地もかなり古い建物が多い。


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レストランが何軒か並ぶ広場 
右手にちらっと見えるレストランに入ったら安くて美味しかった


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この家は売りに出されていた

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12世紀の教会跡

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壁に赤や黄色のバラが伸びている家も多い
色彩のない石造りの建物には鮮やかな色彩の花がとても映える
ここは珍しく黒に近い葵だったがこれがまた見事にマッチしていた


p-ecoliers.jpg
この日が特別なのかいつもそうなのか、やたらと小学生の団体が多かった
上は美術館の近くだが、セザール塔、城壁の周りにも小学生がいっぱい
歴史の勉強を兼ねた遠足かな

中世コスプレは私たちが行った直前、6月14,15日に中世祭りがあったようだが、改めて写真など見てみると面白そうだ。あとは8月31日の収穫祭。

ところでこのプロヴァン行きの切符、安くすませる裏技があるのです。
普通に買えば片道10ユーロ弱、往復で20ユーロ近くなるのだけど、たまたま切符売り場で前に並んでてやはりプロヴァンに行くと言ってたマダムが、「え?20ユーロ?15ユーロくらいだったはずよ。」というやりとりをしていた。係員が「あーあ、これね。」と差し出した切符。6ゾーンの1日券だった。そう、プロヴァンは意外にもイル・ド・フランス圏内で、6ゾーンになるのでMobilisという1日券を買えばパリから6ゾーン内であれば15ユーロちょっとで1日公共交通機関乗り放題、普通の往復切符買うより安くなるという妙なことになるのです。
【2008/06/29 06:55】 | 旅行 | コメント(0) |
再びコートダジュール

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マントンの旧市街から海を臨む。向こうの海岸線あたりがフランス・イタリア国境。

母が今来ている。うちは家族が来ると泊まりがけで小旅行に行くというのが恒例になっているが、今回も暮れと同じく南仏・コートダジュールに行ってきた。それとちょっとイタリア。

 前回の旅行記は1月7日のところにありますが、私はマントンが気に入ったので、初日はマントン泊。そして翌日午前中にサンレモまで行ってきた。 コートダジュールのローカル線はイタリア国境を越えてすぐの街Vintimilleが終点。 
 マントンまではきれいだけどその向こう、国境近くのイタリアはむしろ醜く、行くまでもない、ということは聞いていた。たしかに電車から見るVintimilleの家並みは薄汚れていて美しくない。でも物珍しいのでそれも面白く映る。
サンレモに行くにはここで乗り換えなければならない。朝早めに出てきたのでまずは腹ごしらえ、朝ごはんはVintimille駅のカフェテリアで取った。カプチーノ飲んだけど、駅なのにすごく美味しかった。

 暮れは国境を越えたというだけ、記念にイタリアンコーヒーを飲んだだけだったので、今回はサンレモでランチだーい、と勇んで行ったが、結果的にツーリストオフィスを探す旅になってしまった。地図が必要だったので標識を頼りにツーリストオフィスを目指すが、かなり遠く市街地を抜けた向こう側にあった。ニースみたいに駅の横とかにあればわかりやすいし便利なのに。大抵のオフィスはちょっと離れたところにある。

 もらってきた地図と市内ガイドを見るとお昼くらいまでできそうなことは、旧市街をぶらぶらして、高台になってるところにパノラママークが付いているのでそこへ上がって記念撮影するくらいか。
 イタリアンランチは、結局時間が中途半端になるのでであきらめた。まあ朝ごはんが美味しかったのでいいか。
 とりたてて何もしなかったけれど、どことなくごちゃっとした感じ、電線、トロリーバス、スクーターやモビレットの多さにつかの間のイタリア旅情を感じました。そのトロリーバスの通ってる市街地で写真を撮っておくべきだった。そのときは何せツーリストオフィスに突進してたので、写真は帰りにでも撮ろう、と思ってたけど結局旧市街経由で戻り撮り損なってしまった。

 さてホテルに預けていた荷物を取るためにいったんマントンに戻り、そのあとニースに向かう。ニースからマントンに向かったときは電車で行ったが車両自体が古めの上、落書きやらスプレーやらでこれでもかって言うくらい汚なかった。当たりはずれはあるようで同じ路線でイタリアに入ったときはきれいな列車だったが。今度はバス。モナコも寄ろうかと言ってたが重い旅行鞄抱えて降りるのも面倒だし、それなら以前弟と来たとき利用したバスがモナコの街中通るし、これで行こうということになった。ligne d'azurというバス、電車よりずっと安くそして車内もきれいで快適。時間は列車よりかかるがモナコの市街だけでなくコートダジュールの海岸線を通っていくのできれいな景色を眺めながら行くにはおすすめ。
加えて終点のバスターミナルはニース旧市街の近くで、宿泊してたホテルへも徒歩圏内だし。

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サン・ポール・ド・ヴァンス

 あと、前回も行ったエズ。それと今回はサン・ポール・ド・ヴァンス、アンティーブに行ってきた。サン・ポール・ド・ヴァンスはきれいだった。いずれも前述のligne d'azurのバスで行くことができる。目的地、距離にかかわらず均一料金で一人1.3ユーロって安さに感激。2箇所以上行くのなら1日券が便利です。

てなかんじで今回も前回と同じく列車とバスでの移動で、南仏ははじめての母も一緒だったのでごく一般的なコースであった。もう少し時間があったら Chemins de Fer de Provence (プロヴァンス鉄道)という鉄道でプロヴァンスにも行ってみたかったけれど。この鉄道は国鉄とは別のローカル線で、ニースとプロヴァンスを結んでいる。10年くらい前に仕事も兼ねて利用したことあるが、ガッタンゴットンとスピードはかなりゆっくりしており距離の割には時間がかかるが、味のある列車の旅ができる。今でもそうかはわからないけど、当時踏切は手動のところが多く、遮断機のところで操作している地元のおばちゃんと運転手さんが手を振ったりするなどのどかな風景が見られた。もうすでにプロヴァンスの主だったところへは行ったことある、という人にはこの鉄道沿いの村や小さな町を訪ねる、というのもお勧めです。

 次回はこの鉄道を利用するか、レンタカーでも借りて少しディープなところも行きたいが、私はフランスでの運転は苦手なのである。誰か運転してくれないかなー。


【2007/11/02 08:34】 | 旅行 | コメント(3) |
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Author:Miel
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イラスト描いてます。
怠け者なので、
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