はちみつ茶房
ミエルと申します。イラスト描き。ただいまの目標はフランスでの絵本の出版。一児あり。
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Maison des Artistesでの手続き
さて、先に書いたいろいろな手続きの話。
ひとつ決まるかもしれない仕事のことを書いたが、めでたく本決まりとなり、契約書もサインしてきました。めでたしめでたし、ジャンジャン、といきたいが、例の手続きが今ひとつ飲み込めず、その説明書を読むのに時間を取られている。

Maison des Artisitesはアーティストの社会保障などを管理している組織。最初の書類を提出しに行くにあたって、前もってポイントなどつかむために、何度も説明書の初めの方を読んでみた。しかしわからないのである。でも多少は概要を理解しておかないと、何がわからないかさえわからなく、質問さえできない。なのでなんとか理解しようと努める。しかしわからん。
重要な事柄は、イントロダクションの部分、途中詳細、最後の締め、と何度も繰り返されている。しかし繰り返すだけじゃわからないんだよ。肝心の説明がなかったりする。

たとえばB.N.C.収入プラス15%が、一定の額を超えたら・・という説明がある。
B.N.C.ってなんだ?その説明がないぞ。ずーっと遡ってもう一度読み直す。benefice non commercial(否商用利益)ってのが出てくるけど、これの頭文字取ると B.N.C.になるな。どうもそれのようだ。だったら、benefice non commercial(B.N.C.)って最初に書いてくれりゃわかりやすいのに。同じこと何度も繰り返す割には不親切ね。
でもちょい待てよ、否商用利益って表現自体矛盾感じる。大体、イントロダクションの最初のところ、「さあ、あなたは絵を売ることになりました。アクティビティの始まりです。」としてあるし、絵を売る(イラストの場合は多く、その使用の権利を売ることだけどね)こと自体商売じゃないか?とまたもやFに聞く。
「あのさーこないだも言ったじゃない。一定の額以内は絵でを売るにしろ個人間の自転車の売買にしろ、商用という扱いにはならなく非課税で申告の義務もないんだよ。」
え?そうなん?フランスじゃどんな小さい収入も申告しなきゃいけないと思ってたけどな。Fの言うことだからなあ。(9/16 追記:やっぱりこれは間違いです。B.N.C.とは芸術家ほか作家、弁護士、医師などの自由業を指す。むろん収入については課税。Fのやつ・・。)まあこれも、Maison des Artistesで聞いてこよう。どちらにしてもその説明も記載して欲しいと思うのであった。それとも知ってて普通ってことなのかな?

先日も電車の中で説明を読んでたら、普段している仕事の同僚であるBさんが乗ってきた。Bさんはもともと画家をやっていた人でMaison des Artistesに加入していると言っていたので、うまいところで会った、とどういう仕組みか聞いてみる。
ところが彼女はこの手の手続きは苦手で、書類見ただけで、目をそむけたくなるので、よくわからない。読んだってわからない、という。なので請求されるまま負担金を払いつづけてるだけだと言う。もう画家としてはここ数年活動してなく、しかし、一応継続のために年間1000ユーロほど払っているという。
私が、おかしいなあ、この負担金は収入に応じてって聞いてるから、そんなに払うものなのかなあ、それにFも加入してるけど特にそんなの払ってないみたいだし、と言うと、「ね、Maison des Artistesに行くついでがあれば訊いておいてくれない?」と逆に頼まれてしまった。

そして今日Maison des Artisitesに行ってきた。担当の人は、気長に説明してくれる。それでもいまひとつ心許ない表情が出てしまってるのか。一区切りごとに「いい?ここまではクリアかな?」と念を押される。
「うーん、あんまり・・」と言うと、もういちど説明し直してくれる。なかなか優しくて我慢強いお兄さんだ。
とりあえず、当面やるべきことはわかった。
そして今度は同僚Bさんの状況も説明する。そうしたらやはり、アーティストとしての活動をしてなければ、そんなに払わなくてもいいはずだという。どうやらBさんは、手続きしておけば払わなくてもよかった多額の負担金を数年に渡って払っていたようだ。
「彼女に早いうちにここへ来て、加入形式の切り替えをするように伝えておいてね。」とのこと。
そういえば、別の知り合いからも、Maison des Artisitesに加入すると仕事がなくても、一定のそして結構多額の負担金を課されることになる、と聞いてていたが、必ずしもそうでないらしいのだ。つまり、ほかで会社勤めなんかをしていれば、そちらの保険をメインにして、アーティスト保険は副次的なものにすればよいのだが、アーティスト保険がメインのままになっていると、高い負担金の請求が来ることになる。

・・というわけで、やはり絵を描く人々というのは思った通り、私も含めこの手の手続きは苦手なことが多いようだ。

というわけで、そういう方々の参考になれば、と別のページに自分の経験に基づいた「フランスで絵を売った生じる事務的な手続き」についてリアルタイムで順次アップしていきます。
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【2006/05/29 22:42】 | 絵本・イラストレーション | コメント(0) |
日本語学習法
息子は今6歳半。
2,3年前までフランス語も日本語も同じくらい話せた。
友人も、「フランスに住んでこんなちゃんとした日本語を話す日仏の子は初めて会った」
とまで言ってくれた。私も、日本で子供と同じくらいの年齢の子供を見て、日本語の遅れは今のところないなと思っていて、なんだ、バイリンガル教育がなんじゃらと言っても、難しいことはないじゃない。要するにこっちが一貫して日本語で話し続けりゃいいのよ。簡単なこと。あと読み書きも押しつけじゃなく、さりげなく子供が興味を持つような本なんか読ませて、自然に覚えればいいのよ。内容に興味を持てば、自分から、なんて書いてあるんだろう??と知りたがるだろうし、と気軽に考えていた。

・・しかし、である。ここ2年ほど日本語の後退が著しい。
日本語で話しかけても帰ってくる答えがフランス語、という典型的なパターンに陥り始めている。また、以前知っていたはずの単語や言い回しを忘れている。

後退が始まったのは妹が結婚してからだ。
妹は私が妊娠中に、インターンシップでフランスにやってきて最初は田舎にいた。半年後インターンシップの期間を終えると、パリに来て学生として滞在を始め、私のところに結婚するまで住んでいた。子供が8ヶ月の頃から、4歳半までだ。

子供に日本語で話しかけていればいい、というのはここにきて、それでは不十分だとわかった。
子供は外部の会話にもちゃんと耳を傾けていて、そこから自然と言葉を学んでいる。それは話しかけられることで学ぶのと同じくらい大きいのだ。むしろ情報量的にはより大きいといえるかもしれない。

子供に話しかけるときはどうしても、子供用の言い方、子供用のボキャブラリーで話す。子供はその限定された日本語の範囲でしか学ぶことは出来ない。
そういえば、まだ妹がいるとき、子供が「~じゃん。」なんて言葉遣いをしたとき、私も妹も自分はそんな言葉遣い教えてない、とお互い言い張っていたのだが、何のことはない、私たちが使っているのを横で聞いていて覚えたのだ。

また忙しいときなどは子供との会話もおざなりになりがちだ。
最近は意識して、口数を増やしたり、ボキャブラリーを増やすために外を歩きながら、目に付くものを饒舌に解説してみたりする。
かなりわざとらしいので子供は嫌がる。
「うるさーい、そのおしゃべり、やめて!気がおかしくなるよ!」
・・と簡単ではないのだ。
1ヵ月半後の日本滞在で取り戻すしかないけど、前半は父親もいるのでいつもほどは日本語漬けにならないかもしれない。
【2006/05/15 22:36】 | 家族 | コメント(0) |
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Miel

Author:Miel
生活に追われつつも
イラスト描いてます。
怠け者なので、
ブログの更新はまめではないですが
どうぞよろしく。

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