はちみつ茶房
ミエルと申します。イラスト描き。ただいまの目標はフランスでの絵本の出版。一児あり。
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ヘルシンキ空港での出国審査
finair.jpg fin2.jpg
フィンエアーのシート。座席の背についているモニターも大きめ。

 日本に帰国中です。去年と比べて涼しめ、クーラー要らずで過ごしやすい。天気悪いけれど。

 さて、今回のヘルシンキでの出国はあせった。ここ3年ほど日本に帰国する時はヘルシンキ経由のフィンエアーを利用している。予約のとき特に指定しないと、ヘルシンキでの待ち時間が少なくて済むよう代理店の方ではお昼過ぎ出発の便を取ってくれる。私はヘルシンキ空港内で買い物したりとゆっくりしたかったし、1時間しか乗り継ぎの時間がないとパリからの便が遅れるとあせるので、去年はパリ出発は11時前の便にしてもらった。そうすると2時間半待ちになる。しかし今年はそのことをすっかり忘れて指定しなかったので、お昼過ぎ出発になってしまった。

 特に遅れというほどでもないが離陸時の待機時間が長かったせいか、ヘルシンキに到着したのもその分遅め。1時間弱しかない乗り継ぎだが、さらに搭乗開始は出発の30分から45分前なので、実質空港でゆっくりする時間なんてないに等しい。それでもムーミンショップでタオルと頼まれたキーホルダーは買って、出国審査の方に向かった。そう、ヨーロッパ経由便だと出国は、イギリスなど少数の国を除いてヨーロッパを出る時、つまり乗り継ぎ地で行われる。したがって出国はパリではなくヘルシンキ空港で行なう。
 出国後、ゲート近くの国際線のホールはありきたりの免税店しかない。本当は出国審査手前のキオスクでフィンランドのアイスオーレみたいな飲み物や駄菓子を買いたかったけど、いつもここのキオスクは混んでいる。搭乗がまだ始まってなければちょっと立ち寄ろうと思って、スクリーンを見ると「ゲートに向かってください」の表示が出てたので即出国審査に並ぶ。

 去年の話だが、ヘルシンキでは出国審査もセキュリティチェックも厳しかった。
 出国では私と子供のパスポートを見ながら、「この子があなたの子供であるという証明は?」と聞かれた。もし子供が日本人の血を感じさせないくらいフランス寄りのルックスだったら、その質問もわかるがそうではないし、名前も私の姓にしてあるのでパスポートで十分じゃないか?パスポートも日本のだし、と思うのだが、それ以外のものと聞かれ、livret de famille (家族手帳)を持ってたのでそれを見せたら納得してくれた。
 帰りはセキュリティーチェックが異様に混んでおり、しかも私の持っていたビデオカメラがなぜか引っ掛かって長いこと止められた。

 そんなこともあってフィンランドのコントロールは結構しっかりと行われることがあるとわかったので、今回はlivret de famille のみならず、もっと正式な書類である出生証明書の区役所の判入りの正式コピー、そして子供が先日イギリスに修学旅行に行く前にフランスのパスポート作ったのでこれも一緒に持って行った。

 他の人はスムーズに行ってるようだったので、、今日はそう厳しくないかな?と思ったら私の番になると色々質問してきた。係員はまだ若く、おそらく新人に近いのではないかな。そのせいか生真面目に細部をチェックしている。

「フランス在住?」
「はいそうです」などというやり取りが行われる。
そしてパスポートやら搭乗券の半券をしげしげ見てなかなか通らせてくれない。イライラして
「あのー、ボーディングが始まるんですけど」と言うと、いつパリを出発したのか聞いてくる。今日だと言うと、半券に日付がないと言う。しかしそれなら他のパリ発の人の半券も同じだと思うがとりあえずEチケットの控えを見せてオーケー。やっと通してもらえるかと思うと今度はフランス在住なら滞在許可証を見せろといってきた。あせってるのとイラついているのとで私の滞在許可証をバーンッと出して見せると今度は子供の滞在許可証は?と聞いてきたので子供にフランスのパスポートを出すようにいうと、物の沢山入ったリュックを私に差し出して
「この中、いちばん奥の方、と」と言う。手のふさがってる私は怒って
「自分で出しなさいっ!!」と大きな声で言う。しかしフランスのパスポート作っておいてよかった。
そして走ってゲートに向かったらちょうど搭乗が始まったところだった。でも入国ならわかるんだが出国でなんでこんなに厳しくするんだろう?

 ヘルシンキ空港は小さいながらもショップが楽しくて好きだが、あそこコントロールはもう嫌いだーーーー。これで乗れなかったりしたら、私のチケットは出発日変更不可なんだがヘルシンキ空港はその辺何とかしてくれるんだろうか。次の日の便に乗せてくれてもホテル代とかは持ってくれるのかな。まあ搭乗の時来てない乗客がいるとたいていはアナウンスが入るので大丈夫だとは思うが、自分のせいで(本当は自分のせいじゃないけど)出発時間が遅れるのってやだよね。

  フランス在住だと、料金が良心的なフィンエアーを利用する方は多いと思うが、もし利用される方でこれをお読みの方がいらっしゃったら、去年、今年と私が経験したことが参考になればと思います。十全な準備をしていかれることをお勧めします。半券に日付がない、とかもういちゃもんに近いんだから。なのでEチケットはパスポートさえあればチェックインできるとか言うけれど、やはり行程をプリントしたものは携帯したほうが確実です。

 でもフィンエアー自体はとても快適だった。機体はおそらく新品できれいだったし、シートは他のエコノミーに比べて確実に広くてゆったりしている。座席の色も明るくてライムグリーンの毛布との組み合わせが爽やか。去年までは機内食は一種類だけであったが、今年は2種類から選択できたし、歯ブラシやアイマスクなどが入ったアメニティセットももらえた。子供用がもらえるおもちゃや文具の入った袋は今までのと比べてしっかりとしたつくりで、プール用バッグにぴったり、さっそく活躍している。サービスが随分よくなったなあ、と思った。

 機内上映は今回「ホノカアボーイ」を観た。ハワイの日系人の町が舞台となっているが、ストーリーは、まあそこそこだけど映像がきれいだった。印象的だったのは久々に見た松坂慶子、すっかり太ってたけども脱力したコミカルな演技はよかった。美人時代よりいいと思った。機内上映ってしょうもないものが多いけどフィンエアーは邦画に関しては結構選択は悪くないんじゃないかな。

 今朝JALの名古屋-パリ便の廃止が検討されていると新聞に載っていた。それは何としても食い止めて欲しいし、フィンエアーも名古屋便がずっと継続することを祈っている。


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【2009/07/08 13:47】 | ダイアリー | コメント(6) |
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